そんなとき意外と役に立つのが時刻を表示するスクリーンセーバー。
Windowsでは
[コントロールパネル]→[画面]→[スクリーンセーバー]で簡単に設定できるものの、Ubuntuではちょっとひと工夫必要。
スクリーンセーバー自体は[システム]→[設定]→[スクリーンセーバー]で[GLText]を使用。
まずGLTextの設定ファイルをバックアップ
cp /usr/share/applications/screensavers/gltext.desktop ~/gltext.backup戻すときは
cp /usr/share/applications/screensavers/gltext.desktop~ /usr/share/applications/screensavers/gltext.desktopでいいはず(やってないw)
編集は管理者権限が必要なのでsudoでエディタを使って開く。何でもいいけどたいていはgeditが無難。
sudo gedit /usr/share/applications/screensavers/gltext.desktop
修正はEXEC行のみ。デフォルトでは
Exec=gltext -rootとなっている部分を
Exec=gltext -root -front -text "%Y/%m/%d%n %a%n%H:%M:%S %p"と記述して保存、終了。
設定が終わったら[システム]→[設定]→[スクリーンセーバー]で[GLText]を選択すると実際にどのように見えるかプレビューで確認できる。
最後にスクリーンセーバーとしての設定をしておけば準備完了。
失敗した場合スクリーンセーバーの設定が起動しなくなるので、その時はもう一度落ち着いてgltext.desktopをバックアップから書き直す(経験的に手で書き直した方が早い)
※記述について
-text "" の部分が""内のテキストを表示する という部分で、
%Y:年(4桁) %m:月(2桁) %d:日(2桁) %a:曜日(3文字)
%H:時(24時/2桁) %M:分(2桁) %S:秒(2桁) %p:AM/PM
%n:改行
を表示。"/"や":"はそのまま表示。
-front は文字のスピン運動において視認性を損なわないように反転を制限。数字の裏返しを防ぐ効果。
詳しいことは端末でman gltext とすればマニュアルが出る。マニュアルから戻るにはqキー (実は最初わからなかったw)
※今回の記述は↓を参照しました。検索しても意外と載っていないもので、それ以前にもっと機能的になるべきだと思う箇所。GNOMEの一部なのでそちらの開発次第なんでしょうけど。
Digital Clock Screensaver
http://ubuntuforums.org/showthread.php?t=266124